雨の日の除湿対策①【豆の取り方】

最近雨や曇りの日が続いていますね。雨の日は湿度が高くなるため体に余分な水分が滞りやすくなります。

よくご相談をいただくのが、湿気による体調の悪化です。敏感な人では雨が降る前日から頭が重くなったりアトピーがひどくなることも。

むくみがもたらす一番の問題は、内臓に冷えもたらし新陳代謝や血行を悪くしてしまうこと。

血行が悪くなると、栄養分が体の隅々まで行き渡らず体内に老廃物が蓄積されます。

顔色が悪くなったり便秘、アトピー、肌荒れ、頭痛、肩こり、など様々なトラブルがおこりやすくなるのです。

豆類は水分代謝を整え、むくみを取り去る効能に優れた食材です。豆のもつ性質を理解した上で日々の食事に取り入れて不調の原因となる水滞を防ぎましょう。

たんぱく質の多い豆・でんぷん質の多い豆

豆にはでんぷん質の多いものとカリウムの多いものがあります。

たんぱく質系の豆・・・大豆・黒大豆

でんぷん質の多い豆・・・いんげん豆・ひよこ豆・うずら豆・金時豆・あずきなど

 

たんぱく質量の優れた大豆

『畑の肉』とも言われる大豆は、重量の約30%以上と他の豆よりもたんぱく質を多く含んでいます。

大豆はでんぷん系の豆類に比べてカリウムが多く体を冷やす性質があります。

特に豆乳や豆腐は体を冷やします。

夏の暑い日にからだをクールダウンさせたいときには取り入れても大丈夫なのですが、日頃から冷えのある人は気温の下がる雨の日には控えるようにしましょう。

生姜やねぎ、ニラなどの薬味などのからだを温める食材と合わせてとるなどの工夫をするとよいですね。

ちなみに大豆にはメチオニンというアミノ酸が少なく、米にはメチオニンが多く含まれています。

逆に、米のたんぱく質はリジンという必須アミノ酸が少なく、大豆にはリジンを多く含みます。

大豆はお米と一緒にとることで、お互いの足りない部分を補うことができる最高の組み合わせなのです。

 

私が愛用しているテンペはインドネシアの伝統的な発酵食品です。

大豆を煮た後にテンペ菌という微生物の働きによって発酵したもので、消化吸収がよく糖尿病や動脈硬化の予防、更年期障害の改善、ガン予防、便秘予防、コレステロールの減少にも。

発酵させてあるので、消化吸収によく調理時間も短くて済むため、大豆製品の中でもおすすめの食材です。

醤油麹の、酒少々を入れて煮つけると、上品な照り焼き風に。

お弁当のおかずやサンドイッチの具にしても美味しいですよ。

でんぷん質の多い豆類

いんげん豆、うずら豆、ささげ、小豆、花豆、えんどう豆、そらまめ、ひよこまめ、レンズまめなどがあります。これらの豆は重量の50%以上がでんぷんを主体とする炭水化物です。

たんぱく質は約20%を含み、脂質は約2%程度になります。

でんぷん質の多い豆類は、おかずだけでなく様々なデザートにも使えます。

豆本来の甘味を活かせるため、甘いお砂糖でしっかり味付けをしなくても、滋味深い味わいに仕上がりますよ。

 

豆はいつでも使えるよう冷凍ストックしておく

豆は必ず一晩(約12時間ほど)たっぷりの水につけておき、翌日に鍋でまとめて柔らかく煮るという工程が必要です。

あらかじめ何種類か煮ておいたものをフリーザーパックに小分けしておけば、いつでもスープやサラダ、煮物にアレンジして使えてとても便利ですよ。

いざ豆のおかずを作ろうというときに、煮豆がないとモチベーションが下がりますよね。

 

ストック煮豆で簡単・ヘルシーな常備菜を


ひよこ豆と季節の野菜のサラダ
白みそ+練りごま+八方だしであえればコクとうま味たっぷりに仕上がります。

 

具沢山の重ね煮スープ
ノンオイルで野菜と麹の旨味たっぷりの滋味深いスープに仕上がります。

忙しい日はメインをスープに入れれば時短でバランスのとれた献立になります。

 

根菜豆の味噌あえ

冷凍しておいた豆類を根菜の重ね煮と自家製味噌で混ぜただけ。これがとても美味しくて好評です。

ご飯にもよく合い、お弁当の具としても重宝しますよ。

前回の記事にも書いたように葛粉でとろみをつけるのもいいですね。

 

デザートにも

金時豆に自家製の甘麹であえたものです。シュガーフリーで麹本来の甘味をいかした優しい味わい。

甘いものがやめられない方はお砂糖代わりに麹生活からはじめてみませんか?