アトピー完治のための便秘対策【体質別にみる食材の取り入れ方】

突然ですが、毎朝のお通じスッキリでていますか?

便秘ぎみですっきりしないと一日が何となくモヤモヤしますよね。

便秘はストレスや冷え、運動不足、偏った食生活、小食、水分不足など、原因はさまざまです。

一般的に便秘には食物繊維のたっぷり摂ることが大切だ言われますが、実は誰にでも当てはまるわけではありません。

特にアトピーの方の場合は、胃腸の弱っている人が食物繊維を多くとると、消化不良を起こしたり、ガスがたまりやすくなったりと逆に便秘がひどくなることもあるのです。

まずは自分の便秘のタイプを知り、各々にあった食材をとりいれていきましょう。

血の不足による便秘

【血虚秘 けっきょひ】

慢性疾患や産後、療養中などで栄養が不足し、胃腸の働きが弱まっている状態です。体内に必要な水分や血が不足しているため、腸内が乾燥していおこる便秘です。

コロコロした便が出たり、動機やめまい、手足がほてるなどの症状がみられます。

血の不足を補い、腸を潤す食材をとるようにします。必要な水分が不足しているので、こまめに水分をとることも大切です。
また、睡眠不足や冷房の当たり過ぎも血虚を招く原因となりますので気を付けましょう。

【おすすめ食材】


太刀魚・たこ・いか・牡蠣・なまこ・カツオ・黒ゴマ・小松菜・金針菜・にんじん・黒きくらげ・ひじき・クコの実・なつめ・デーツ・プルーンなど。
女性は特に生理中は貧血になりやすいので、意識して摂りたいですね。

私は毎日おやつがわりに、デーツを2~3粒食べています。アーモンドと一緒に食べるのが好きなので一年を通してストックしています。

 

腸内の熱による便秘

【熱秘 ねつひ】

胃腸に熱が生じたために、水分が不足して腸内が乾燥して便が出にくくなります。

油っこいものや味の濃いものの食べ過ぎなどで、余分な熱が体内にこもっている状態です。のどが渇く、お腹がはる、口臭や便が臭いといった症状がでてきます。

このようなタイプは外食や揚げ物等を控え、胃腸の余分な熱をとり、潤す食材をとるようにします。

【おすすめ食材】


トマト・ピーマン・パプリカ・おくら・アスパラ・冬瓜・白きくらげ・ゆり根・セロリ・ゴーヤ・青菜・ブロッコリー・白菜・バナナ・甘酒など。
トマトやバナナなどは冷やす作用が強いので、摂り過ぎないよう気を付けてください。

 

冷えによる便秘

【冷秘 れいひ】

運動不足で代謝が落ち、体が冷えている人に多いですね。

また、牛乳や豆乳、生ものや冷たいものを取りすぎていたり、血行不良によって下腹部が冷えており胃腸の働きが弱くなっています。
冷えは元々虚弱体質だったり、過労によるストレスも関係しています。体を冷やすものは極力控え、胃腸を温めてくれる食材をとりましょう。

適度にウォーキングや筋トレを取り入れるのも効果大ですよ。

【おすすめ食材】


梅干し・ねぎ・ニラ・しょうが・えび・ごま・かぼちゃ・にんじん・味噌・葛粉など。

ニラやえびは効能が強く、人によっては体質的にアレルギーをもっていたりということもあります。

必ずご自分の体調に合わせた食材を献立にとりいれてみてください。ここでも食事記録をとっておくことをおすすめします。


私は本葛を年中ストックしています。スープにもあんかけにも葛粉でとろみをつけるだけで体が芯からポカポカ温まりますよ。
血行がよくなるため、肌のツヤ・透明感も増してきます。

 

ストレスによる便秘

【気秘 きひ】

環境の変化による精神的ストレスや、長時間労働や長いこと座りっぱなしのデスクワークなどが原因で、気の巡りが悪くなって起こる便秘です。
この場合、お腹がはったりゲップが出やすくなるのも特徴です。便意を感じたら我慢せず、すぐにトイレへ行くようにしましょう。
このタイプは気の巡りをよくし便通をスムーズにする食材を摂ります。

【おすすめの食材】


しそ・香菜・陳皮・柑橘系の果物・ハーブ類、セロリ・せり・三つ葉・ミント・春菊・パセリ・クコの実・ゆり根・ゴーヤ・黒ごま・くちなし・梅干し・黒酢など。

いわしや鯵などの青魚は血液をサラサラにし血の巡りをよくする効果があります。

巡りのよい陳皮、ハーブやパクチーなどの香菜と合わせると効果も更にアップ。夏場は魚に黒酢をかけていただくと美味しいです。

大葉は、アトピーの人方に積極的にとっていただきたい日本のハーブ。抗アレルギー作用のあるα-リノレン酸を多く含み、アトピーや花粉症などのアレルギーの改善にも効果を発揮してくれます。

こちらは大葉・パセリ・陳皮入りの香り高いサラダ。夏場にはよく作っています。

 

 

疲労による便秘

【気虚秘 ききょひ】

慢性疾患で気が不足していたり、虚弱体質や妊娠中、疲労により、胃腸の動きが弱くなっている状態です。

疲れやすく、小食である、便意はあるけれど押し出す力がないので、なかなか出ないタイプです。

アトピーで長引いている方も気虚秘になっている可能性が高いですね。

気の不足を補う食材をとりいれ、徐々に体力をつけていくように心がけていきましょう。

【おすすめ食材】


雑穀類(きび・ひえ・あわ・ハト麦・とうもろこし)・かぼちゃ・芋類(大和いも・長いも・里いも・じゃがいも)・さやいんげん・キャベツ・ブロッコリー・アスパラガス・キャベツ・ブロッコリー・栗・くるみ・鮭・いか・ホタテ・あさり・しじみ・牡蠣など。

ホタテを除くあさり・しじみ・牡蠣などの貝類は、体を冷やす作用も強いので、冷え体質の方が取り入れる場合は味噌や葱などの温める食材と合わせるなどして召し上がってみてください。

雑穀は毎日のご飯に混ぜたり、スープやあんかけの具、サラダ等にいれて使えるのでストックしておくと便利ですよ。

 

水分不足のサインを見逃さないで

コロコロ便のようにギュっと締まっているときは、体が陽性に傾いている状態です。
そのようなときは水分不足を疑ってみてください。

以前の私がそうで、実は昔、通院していた漢方の先生に水がたまっているので食事以外で水は取らなくてよいとと言われていました。そのときから何となく水分を控えるようにしていたんですね。食事以外一切とるなと言われていたので。。

そしたら、みごとに便秘になってしまいました。しかも時々ハードな運動もしていた為、完全に体が水分不足になっていたのです。

それ以来、朝は必ず起きたら一杯の水を飲むようにしてトイレに行くようにし、運動のときはこまめに水分補給をするよう心掛けています。

おかげ様で今では冷えも全くないですし、すっかり便秘知らずです。

便秘対策には食べ物も大切ですが、適度な運動で新陳代謝をあげることも欠かせません。

一日の間にトイレに行く回数が4~5回ならば水分をとること自体は問題ではなく、無駄水をためない体にしていくことが大切です。

また、水分以外にも適度な油の摂取も腸の締まりをゆるめる働きがあります。
コロコロ便で悩んでいる方は、良質な油を適度に補い、水溶性食物繊維である海藻類を毎食少しずつ取り入れていくといいですよ。

朝起きたら、一杯の白湯やミネラルウオ―ターを飲んで血液の流れをスムーズにし、食後には必ずトイレタイムをとるようにしましょう。

大切なのは腸内のバランス

人間の腸には約1000兆個もの細菌が生息していると言われています。腸内の善玉菌が多くなると、栄養吸収もよく便通もスムーズになり、免疫力も高まり病気にかかりにくくなります。

逆に、不規則な食事時間や偏食が多くなってくると、腸内環境はあっという間に乱れてしまいます。
また日頃から動物性たんぱく質に偏っていたり、砂糖や油たっぷりのお菓子をしょっちゅう食べているようですと悪玉菌は増え続けます。

加工食品などの添加物、抗生物質などの薬も善玉菌を殺し、内臓の働きを弱めてしまう原因となるので要注意です。

便秘にならないための食事を考えると、何を入れるかよりも、悪玉菌のエサとなるものを入れないようにすることが一番大切のように思います。

動物性たんぱく質をとる場合は、野菜は多めに、消化酵素の多い食材も必ず添えましょう。

体調がすぐれないときには、消化に時間のかかるものは控えお粥にするなどしてあなたに合った食事に切りかえてみてください。