アトピーの体質改善は食事から【肌質タイプ別にみる食材の選び方】

こんにちは。

毎日の献立づくりに頭を悩ませてはいませんか?

一口に肌荒れといっても、一人ひとり顔や体の大きさが違うように、肌質も人それぞれですよね。

一般的にこの食材がお肌にいい!と言われるものは多くありますが、そればかり食べていればよいというものでもなく、誰にでも合うというわけではありません。

また、体質によっては避けておいた方がよい食材もあります。

ここではカサカサ乾燥タイプ・実熱赤みタイプ・ジュクジュク痰湿タイプ・シミそばかすタイプの4つに分けて、取り入れたいもの・逆に控えた方がよいものを当サロンにて実践している献立例と合わせてご紹介しています。

またナッツ類や甲殻類など特定のアレルギーがある場合はそれらの食材はレシピから除くようにします。

 

カサカサ乾燥タイプ

肌がかさつきやすいのは、生まれつきの体質の他にも季節の影響や合わない化粧品、運動不足による新陳代謝の低下、冷え、普段の食生活などの原因が考えられます。

夏場でも体を冷やす食材や冷たい飲み物は控え、白湯や温かい番茶にします。

極端なダイエットによる食事の偏り、夜更かしなども血液を消耗させ肌から潤いをうばい乾燥をまねいてしまうので、少なくとも11時までには床につくように心がけてください。

【食事の取り方】

乾燥肌の人はまずは皮膚や粘膜にハリを与える、ビタミンAは美肌作りには欠かせません。

ビタミンAはにんじんや小松菜、大根の葉などの緑黄色野菜に多く含まれており、良質な油と一緒にとることで吸収率がアップします。

皮や皮に近いところには、ビタミン・ミネラルや食物繊維が多く、栄養価、抗酸化作用に優れているため毎日食べていると免疫力もあがり敏感だったお肌も次第に強くなっていきます。

野菜は無農薬のものを選び、皮ごと料理に使っていただくようにしましょう!

また、老化防止作用の多いビタミンEを含む、玄米や雑穀、ゴマ、ナッツ、かぼちゃ、大豆、青背魚、アボガドなどと一緒にとると、血行を促進し、お肌の乾燥を緩和することができますよ。

 

【おすすめ食材】

にんじん、小松菜、大根葉、春菊、ニラ、かぼちゃ、モロヘイヤ、豆苗、空心菜、菜の花、青じそ、パセリ、卵(ただし上質なもの)、青魚、雑穀(ひえ、あわ、きびなど)、玄米、アーモンド、くるみ、ゴマ、アボガド

【献立例】
・5分搗きご飯・野菜のポタージュ・小あじと大豆のトマト煮込み・アボガド入り根菜のサラダ・キャベツのザワークラウト

・玄米菜飯ご飯・ニラと揚げ、新玉ねぎのみそ汁・じゃこと菜の花の和え物・くるみと人参の白和え・ぬか漬け

・きびご飯・かぼちゃと玉ねぎの味噌汁・地鶏ささみと千切り野菜のごまだれ和え・小松菜のおひたし・かぶの梅酢漬け

 

実熱赤みタイプ

肌に赤みのある実熱タイプは、暑がりで夏に悪化しやすく顔が赤く、体が温まるとニキビや吹き出物がでたりかゆくなるなどのトラブルが目立ちます。

怒りっぽくせっかち、またストレスを溜めやすく、味の濃いものが好きで早食いなどの特徴があります。

【食事の取り方】

まず、体内に生じた熱を冷まして、気の高まりをしずめてくれる作用のある食材を取り入れます。

ただ熱を冷ます作用の強い食材は単体でとりすぎると、胃腸を冷やし腸内環境によくありません。

体内を冷やし過ぎないようにショウガやシソ、梅などの温性の食材を使ったり葛粉などでとろみをつけるなどうまく組み合わせていただくようにします。

油っこいものや香辛料、お酒、肉類などの食材は、体内に熱をこもらせてしまうので、控えましょう。

夏にはスパイスを使う料理も多く出てきますが、ピリっとした香辛料には体をほてらした後、肌から潤いをとる作用もあるので気をつけてください。

【おすすめ食材】
キャベツ、セロリ、らっきょう、レタス、トマト、なす、じゃがいも、きゅうり、ピーマン、パプリカ、アスパラ、とうがん、あさり、ちんげん菜、せり、ゴーヤ、どくだみ、ハト麦、白身魚、あさり、牡蠣、大豆、豆製品、きのこ類など

【献立例】
・ハト麦ごはん・野菜のミネストローネ、スズキとワカメの酒蒸し・アスパラの白和え、ぬか漬け

・雑穀ごはん・あさりのみそ汁・ゴーヤと豆腐のチャンプル、キャベツのザワークラウト

・玄米ごはん、冬瓜とちんげん菜の葛餡スープ、納豆とらっきょうの刻み海苔あえ、じゃがいもの味噌煮

 

ジュクジュク痰湿タイプ

お肌の表面がジュクジュクして炎症を起こしているときには甘い砂糖や果物などで胃腸が冷えて弱っていることが多いです。粘着質の多い小麦製品(パンやパスタ)、動物性の脂などは排泄機能に負担がかかる為、炎症のあるときには控えましょう。また湿気に弱いので、体に湿をためこまないよう、適度な運動で代謝をあげたり、汗などで体にたまった毒素を排出してあげることが大切です。

【主な食事対策】

まず冷たいもの、果物、甘いもの、生野菜、ナス科の野菜は控えます。夏になると体を冷やす食材も増えてきますが、しょうが、ねぎ、ニラ、しそなどの温性の食材をとりあわせたり、火を入れて陽性にすることでバランスのとれた食事となります。

梅雨時に弱いので、余分な水分を排泄してくれる黒豆やあずき、水分代謝を高めてくれるハーブやスパイス類、玄米や雑穀、海藻など食物繊維の多い食材を意識してとりましょう。

【おすすめの食材】
梅、シソ、ショウガ、ねぎ、たまねぎ、ニラ、パセリ、みょうが、らっきょう、よもぎ、黒豆、小豆、そら豆、高野豆腐、にんじん、かぶ、さといも、れんこん、バジル、オレガノ・シナモン、雑穀、ハト麦、ごぼう、切り干し大根・こんにゃくなど

【献立例】
①薬膳粥(黒ゴマ・かぶの菜・ショウガ・梅入り)・ぬか漬け

②雑穀ご飯・かぶとわかめの味噌汁・高野豆腐の野菜あんかけ・切り干し大根のはりはり漬け

③ご飯、ねぎ味噌、野菜のポタージュ、白身魚のホイル蒸し、キャベツの温サラダ

 

シミ・そばかすタイプ

摩擦、傷、紫外線などの刺激を受けて、メラニン色素の沈着によって出来てしまうのがシミやそばかすです。

新陳代謝の盛んな子どもに比べ、年齢が上がっていくにつれてターンオーバー(皮膚細胞の生まれ変わり)は遅れがちになります。

動物性たんぱく質、特に乳製品や砂糖の取りすぎには気を付けてください。

【主な食事対策】
まず、血行をよくすることが大前提です。血液をメラニン色素の沈着を防ぐビタミンC、新陳代謝を促進するビタミンA、老化防止作用のあるビタミンEをバランスよく取り入れていくことが効果的です。

これらのビタミンは抗酸化作用が高く透明感のある肌へと導いてくれます。美白といえばパプリカやパセリ、ブロッコリーなどにビタミンCが多く含まれています。

少し注意しておきたいのが、夏みかんやレモンなどの柑橘類、パセリ、セロリ、きゅうり、三つ葉にはソラレンという紫外線の感受性を高める成分が含まれていること。

日中、外にいる時間が長い人はこれらの食品を午前中に取り入れるのは控えましょう。

【おすすめの食材】
やまいも、さといも、じゃがいも、にんじん、ピーマン、パプリカ、ブロッコリー、かぶ、ごま、セロリ、せり、冬瓜、パセリ、レモン、ゆず、かぼす、たまねぎ、オクラ、レタス、玄米、ハト麦、アーモンド、くるみ、白きくらげ、クコの実、よもぎ、柿の葉茶、酒粕、甘酒、麹

【献立例】
①玄米ご飯、オクラ、ハト麦、白きくらげの中華風スープ、にんじんのクルミ白和え、

②雑穀ご飯、鯛のかぶら蒸し、せりのおひたし、さといも煮、粕漬け

③せりとかぶの葉のお粥、鯖の五目煮あんかけ、青菜とトロロ芋の柚酢かけ

 

 

まとめ

いかがでしたか?

上記ににある肌質だけではなく、人によっては混合タイプの場合もあります。また、生理前後や季節によっても肌の状態が変わることもあるので臨機応変に食材や調理法を変える必要があります。

どの肌質にも言える事ですが、食べたものがスムーズに分解・吸収されるよう、日頃から老廃物をためこまないことを意識することも大切です。

食事だけでなく、適度に運動を取り入れて巡りの良いカラダづくりを心掛けるようにしましょう(*^-^*)