アトピー完治に玄米は必要ですか?

皆さまからよくいただく質問の中で最も多いのがアトピーと玄米食についてです。今回はその中から抜粋してご紹介しています。

 

Q アトピーをきれいに治したいです。やっぱり白米より玄米を食べた方がよいのでしょうか?
私の場合玄米食が合わないのか、玄米を炊いて食べた日には少し胃もたれを起こしてしまいます。
アトピーを治した方で主食を玄米にしていたという話もよく聞きますので食べた方がよいのか迷っています。
玄米を無理して食べる必要はありません。普段の食事では白米に雑穀を足したり分づき米にするなどでも体に良い作用をもたらしてくれます。

玄米はおっしゃる通り、白米に比べると大変栄養価の高い理想的な食べ物のひとつです。

特にぬかや胚芽には酵素やビタミン、ミネラル、食物繊維を多く含み、玄米に含まれるフィチン酸などが有害な物質を外に出してくれるという大きな役目をもっているのも玄米をいただく嬉しいメリットです。

とはいえ、人によっては消化不良を起こし、炊くのに少しひと手間必要なのも事実。
せっかく体の為にと思って玄米を食べているのに胃もたれを起こし体調が悪くなってしまっていては本末転倒ですよね。

お肌の改善をねらうなら、まずは消化機能をスムーズにすることが第一です。

 

どんな食材も体調に合わせて取り入れることが大切

先ほどの質問の答えにもあるように、アトピー完治において必ず玄米でなければということはないです。

私の場合も、毎食玄米だと重たく感じることもあるので一日一食玄米を取り入れあとはけっこう好きなものを食べています。

時々雑穀を混ぜたもの、その日の気分で分搗き米にしたり新米の季節は白米を食べることもありますよ。

玄米は一日一食のペースが私の体質には合っていて、習慣となっているため今では便秘知らずでお肌の調子もずっといいです。

普段から柔らかいパンや白米、精製した粉ものを常食していると噛み方も弱くなっていくので、玄米を食べた日には胃腸がびっくりしてしまうかもしれません。

玄米を食べても消化不良を起こしているのであれば、かえって体に負担になってしまいます。

そういう方は、私のように徐々に分付き米や白米に雑穀を混ぜていくことから慣らしていかれるとよいかと思います。

何がなんでも玄米と思わず、自分が美味しく食べられる炊き方で試してみてください。

 

玄米を炊く場合は土鍋がおすすめ

玄米をいただく際には、どのような炊き方をするかによっても食べやすさ、消化のしやすさは変わってきます。

圧力鍋も忙しいときにはとても便利ですが、ぜひ休日や時間のとれる日には土鍋でふんわりと炊く方法をおすすめしています。

まず、玄米は2日間ほど浸水をして発芽状態にして炊きます。夏場は傷みやすくなるので何度か水を変えてあげてください。

目安として玄米がブクブクと元気に呼吸をして芽が少し出てきているかどうかくらいが一番美味しくいただけます。

発芽状態にした玄米は、土鍋で長めにゆっくりと炊き上げると(虚弱体質・アトピー・病後回復には一時間半炊き、鍋帽子などの布をかぶせて20~25分ほど蒸らします)、それはもうふんわりとした美味しい玄米ご飯が炊きあがります。

ただ、土鍋で食べやすくなった玄米とはいえど、白米に比べれば食物繊維が多くよく噛まないと消化不良を起こしやすいので、やはり体が極度に弱っている方や食欲が落ちているときにはお粥にするなど体調と相談してくださいね。

玄米食で気をつけたいこと

玄米はスーパーフードと言われるほど、確かに白米よりはビタミンや食物繊維を多く含んでいます。

とはいえ、玄米が完全栄養食だと言われていることもあり極端な食事制限によって貧血になたり顔色が悪くなったり、さらには低体重・生理が止まるなどの不調が出てしまっている人も見受けられます。

玄米食を年続けていて、明らかに体重が落ちすぎていたり顔色や体調がおかしいな?と思ったら普段の食事内容を見直してみてください。

もしかしたら、必要なたんぱく質やミネラル分が不足している可能性があります。

 

精米機はとっても便利

精米機は、山本電機のMICHIBA・KITCHENのものを使っています。5合まで精米できますが、コンパクトで洗いやすく置き場所もとらないので重宝しています。

真夏の暑い日には軽いご飯が食べたいときには7分づきにして雑穀を混ぜて食べていました。

今は玄米は一日一食土鍋で炊いたものを、その他はその日の家族の気分に合わせて精米していますよ。

家族みんなが美味しい!と思って食べられるご飯が一番ですよね。

 

2分づきから8分づきまで選べる精米機は、毎日大活躍です。少しでも精米すると分かるのですが、下の写真ようにぬかがけっこう出てきますね。

このぬかは、ぬか漬けに入れる他にも私はお風呂の入浴剤として使っています。

米ぬか風呂に入るとお肌がしっとりし、いつまでも体がポカポカです。(無農薬の米ぬかを使っています。もしアレルギーのある方は必ずパッチテストを行ってください)

 

終わりに

玄米は白米に比べてかなり食べ応えがあります。炊き方によっては硬く感じるかと思います。

胃腸の丈夫な方なら問題ないのですが、消化能力が落ちている人には柔らかく炊いたお粥や、白米にきび・ひえ・あわなどの雑穀を混ぜて食べることから始められるといいですね。

長年アトピーだったりする方の場合は、それなりに時間を要しますが、時間をかけてきれいになった肌はそうそう崩れることはありません。

日々の献立は、主食をご飯にすることから始めてみましょう。ご飯は和洋中と、どんなおかずにも合うので飽きがきません。

自分のからだと向き合い、季節を感じられる食材と合わせて献立をたててみましょう。